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概要

ITが経営に及ぼすリスクは年々高まり、技術と共に手口も進化を続けています。 一方、古典的な手口も未だに有効であることからも分かるように、高価な専門家や専門ツールに頼る以前に、経営者が基本的なことを理解し、運用を徹底していれば、本当に致命的な危機を回避できます。

そこで、フリーランスのセキュリティ・コンサルタントとして「費用対効果の高い」対策の導入・運用の支援を、スタートアップ等に提供している奥山氏に、エンジニアではない経営者が、ツールや外部委託の費用をかけずにできる、セキュリティの基礎中の基礎について、事例に基づき実践的にお話しします。

この講義が役に立つ方

・情報セキュリティに関する専門技術・知識を持たない企業経営者

あなたもやっている危険な事例

よくある「もしも」に備えてる？

• 端末をなくしたら？
• ウィルスに感染したら？
• 退職者が情報にアクセスできたら？

日常業務で漏れていく

• メールの送信先、正しい相手か確認してる？
• 退職した人のアカウント、ちゃんと削除してる？
• 何を使って何の情報が保管されてるか、把握してる？

不安な「安心」

• セキュリティソフトを入れて安心
• 開発のエンジニアがいるから安心
• パスワードを別メールで送っているから安心

サービスが最優先？

• めんどくさくてアップデートがおざなり
• 不安があってもリリース期限最優先
• ログインはメールとパスワードだけでOK

講師

奥山 歩（合同会社NeverCry代表／セキュリティエバンジェリスト）

奈良先端科学技術大学院大学を卒業後、 ITクラウドサービス企業へ入社し、社内インフラからサービスインフラまで幅広く管理運用を担当。その中で情報セキュリティ分野に興味を持ち、セキュリティやネットワーク製品を扱う技術商社マクニカネットワークスへ入社。セキュリティ製品のサポートエンジニアとして、サポート対応からセミナー講師までを務めた。

インフラ・セキュリティのコンサルティングで起業。「非合理な業務で苦しむ人をなくす」ことを掲げ、楽して安全になる業務効率化を提供。「セキュリティを伝える人のための勉強会」として、セキュリティ共有勉強会を主催。20回以上開催し、コミュニティメンバーは800人を超える。 イベントサイト：https://intra-security.connpass.com/